この記事は次の人向け
一人暮らしをするまでの流れって実際どんな感じなの?
最低限知っておくべきことって何?
たたもんです。
初めて一の人暮らし…何から手を付けていいのかさっぱり分からない…
そもそも不安しかない…
ホントそれ。
生活の基盤を変えるって色々と面倒だし、しかも初めての事ばかりでビジョンが全く見えず不安がのしかかってくるもの。
そこで今回、初めて一人暮らしをする人のために主な流れや準備などのポイントをまとめました。
個人的体験も入っておりますがまず一連の流れをここでしっかりと把握しておきましょう!
そのためにはあらゆる事を予め把握しておく必要があります。
初期費用に必要なお金の把握・準備
まず最初に準備をしておかなければならいのは何と言っても初期費用。賃貸物件を契約する時に一番最初に支払うお金の事であります。
部屋によって初期費用が各々バラバラですが、ここでは何となくでいいので相場を把握しておきます。
- 家賃の約4~6ヶ月分
仮に家賃が6万円の場合は30万円前後のお金が必要になってくる計算…
そう、高いんです…初期費用って泣きたくなるくらい…
内訳を超簡単に説明すると、敷金・礼金・仲介手数料・翌月家賃・その他(火災保険料・鍵交換費用など)がそれぞれ1ヶ月分の家賃分といったところでしょうか。
逆に言うと敷金礼金などがかからない部屋の場合は初期費用がグンと安くなりますが、そういう部屋は他の人にすぐ取られてしまう場合が多くなります。
とは言え初期費用の相場が分かればあとは準備。あくまで相場なので多めに資金の準備をしておきましょう。
部屋決め
- ネットで検索
⬇︎ - 見積もりをもらう
⬇︎ - 不動産仲介業者に予約を入れる
⬇︎ - 面談・内見
⬇︎ - 契約
ここでは部屋を決めるまでの主な流れを押さえていきます。
「こんな部屋に住みたい!」と不動産仲介業者と相談しながら決めていきますよ~
①ネットで検索
- どんな部屋に住みたいか「具体的」に決めておく
SUUMOでもエイブルでもいいので有名な不動産屋さんのHPで一度部屋を検索してみましょう。
今はネットで賃貸物件の情報がすぐに手に入ります。
ただ調べていくうちにこんな風に思うかも…?
ネットにある物件情報ってホンマかいな???
結論から言うとネットで掲載されている部屋を不動産のお店で同じように教えてもらっても特に大差はありません。
ネットで掲載されている内部の写真などは店内で見せてくれる写真と同じです。
ただ大家さんの意向でネットに掲載されない部屋もあるんです。
このような部屋はお店に行かないと分からない情報になりますね。
まあそれは置いといて、まずはネットで部屋を探してみる。そうすることにより自分の中で「こんな部屋がいいなあ〜」と気になる部屋が見つかってくるはずです。
どんな部屋に住みたいのかできるだけ具体的に決めましょう。
今は条件が細かな部分まで検索可能ですからね。
特に「この条件は絶対」という点はしっかりと説明できるように心の準備を。
具体的に決める理由
- 面談時、不動産仲介業者に希望の部屋を説明しやすくなるから
- 部屋が無くなった場合、希望に近い部屋をオススメしてくれるから
②見積もりをもらう
- 無料
- 面談前に予め初期費用が把握できる
- 後で不動産仲介業者と話がしやすい
気になる部屋が見つかったら初期費用はいくらなのか見積もりをいただいておくことをオススメします。
無料なのでご安心を(笑)
必ず手に入れておかないといけないわけではありませんが、不動産屋に行った時に初めて初期費用を聞くとショックを受けてしまって動揺であたふた…なんて事にも?
予め先に知っておいた上で部屋を契約するかどうか予め検討しておいた方が心構えができるので冷静にいられるはずです。
あとやっぱり「知っておくこと」で不動産仲介業者さんとの面談もスムーズに進みやすくなります。
※寧ろこっちの方が重要
もしも部屋が他の人に取られてしまった場合を考えて少なくとも3部屋以上は希望の部屋の見積もりをいただいておいた方がいいです。
③不動産仲介業者に予約を入れる
- 予約をしないでいきなりお店に出向くと長時間待つ場合がある
次は不動産仲介業者さんとの面談をするために予約を入れます。やり取りはメールで行います。
(※直接電話も可能)
予約しないで直接不動産屋さんに行った場合でも担当の方が空いていればもちろん面談は可能です。
ただ面談は予約優先になるので急に出向いても長時間待ち続けることになるかもしれません。
特に繁忙期は要注意!最悪その日はダメな場合も…
④面談・内見
- 気になった点を質問できるように予めメモしておくこと
不動産仲介業者と面談へ。最初って慣れてないから変な緊張します(笑)
まずはよ〜くリラックスを。
予約前に不動産屋さんと何度かメールでやり取りをしていると思います。
その上で来店前に予め質問をまとめておくと慌てずに済むし、何より後になってから「聞いときゃ良かったーーっ!」って事がなくなるはず。
今は不動産屋さんによってはオンライン面談もあるので直接面談に行く時間がない人にとっては嬉しいサービスも存在します。
ただ既に向かう方面が決まっている場合は一度不動産屋に直接出向いて面談する事をオススメ。
一度出向いた方がいい理由
- 内見ができるから
- 部屋周辺の雰囲気を肌で感じる事ができるから
例えば線路が近い部屋は電車の騒音とか気になりますよね?
仮にメールで不動産屋さんに聞いても主観や周りから得られた意見の説明になるので、実際自分が住んでみた場合と感じ方が違う場合もあるんですよ。
⑤契約
- 「この部屋に決めた!」と伝えればOK
その部屋が気に入った場合は「この部屋に決めます」と言えば、不動産仲介業者はその部屋を押さえます。
そしてネット上の部屋の公開を中止し、後日不動産仲介業者を介していよいよ賃貸人と本契約に突入。
ただ物件によって厳しい審査があるのでその審査で落とされる場合もあります。
…とは言え、審査が通るor通らないは不動産仲介業者が事前に「何とな~く」教えてくれます。
でも不動産仲介業者は審査する側でないため確実なことは言いませんが、おそらく長年の勘から意見をいただけると思います。
またキャンセルについてですが、キャンセルするタイミングで違約金が発生する場合がありますので事前に不動産仲介業者さんからしっかりと話を聞いておきましょう。
…と言うかそもそも契約前にキャンセル料や違約金の話があるはず。
(話が無かったらその業者はヤバい気がする…)
【要注意】部屋は「早い者勝ち」
コレだけは知っておく事(賃貸物件の現実)
- 物件はとにかく早い者勝ち
- 「考えるから一旦押さえて」はまず無理
面談・内見を済ませた後、おそらくこう思うでしょう。
あ〜どうしようかなあ〜
一度家に持ち帰って考えてみます。迷いに迷った結果その部屋に決めようと不動産屋さんに連絡してみると、
この部屋は他の人が借りることになりました
……そうなんです…
賃貸は早い者勝ちが鉄則なんです。コレね…取られると結構凹むんすよ…
理由は至ってシンプル。
大家さんにとって空き部屋は収益減になるのでとにかく嫌うんです。つまり早く誰かに契約して欲しいわけなんです。
ちなみに部屋を決めてから契約が終了するまで約1ヶ月ほどの期間を要するので、新生活の進学・就職の場合は何卒遅れないように!
ライフラインの契約
続いてライフライン(電気・ガス・水道)の契約です。
- ライフラインの契約って簡単なの?
-
利用したい予定日等を入力してあっという間に終わる
水道は各自治体の行政機関が担っているのでそこへ連絡を。電気・ガスは契約会社を選んでそこに連絡するだけ。
「契約」という言葉だけ聞くと難しいように感じるかもしれませんが、今は意外と思っているよりもすんなり契約できます。
名前や住所、連絡先、契約する部屋の住所、利用開始日などを入力。
ネット上で行うので契約に署名やハンコは不要。
そもそも支払いが滞れば止められるだけなので(笑)
支払い方法も(各会社にもよりますが)今はコンビニ払い・口座振替だけではなくQRコード決済もあるところもあって中々の便利に。
ただ一つ悩むのが、自由化に伴った電力会社やガス会社の選択。これがまたたくさんありすぎて何が何だか…
まあ気に入らなかったら乗り換えちゃえばいいんですけどね。(少々違約金がかかる事も…)
各地方によって電気・ガス会社が様々なのでここでの詳しい事は避けますが、あえて言わせてもらえれば、
- 有名どころの会社
(東京電力や東京ガスなど)
⬇︎
安定 - 自由化に伴った新会社
⬇︎
安い反面状況によって高くなったり
…というイメージでしょうか。
引越しの準備
部屋の契約が終わると入居日が決まるのでそれ以降であれば自由に部屋を使う事ができます。
ようやく引越しですね。
繁忙期(3〜4月、9〜10月付近)の時期は引越し屋さんは大忙しなので予約が難しくなる場合もあれば費用も上がったりと不利な状況が多くなります。
ちょっと余談
初めて一人暮らしをする場合って、(絶対に帰って来ない場合や兄弟のお下がりを使う場合などを除くと)それほど大きな荷物を運ぶ事ってある??
…と想像しますがどうでしょう?
使っていたベッドを運ぼうと思っても帰省した時に当然部屋で使いますよね?
新居に設置する主な家電を考えてみると…
一人暮らしに必要な大型家具家電は?
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- テレビ
- ベッド
…でしょうか。
でしたら現地で揃えるのも一つの方法。
何かしら便利な事もあります。
繁忙期って新生活応援キャンペーンと題して家電4点セットなどを安く販売している電気屋さんも多いし、何よりお店で買った方が業者さんが直接部屋まで運んでくれますからね。
もちろん中古屋さんで探すのも手。
筆者(たたもん)は一人暮らしのテレビは小さくていいので当時セカンドストリートで24型の安い中古品を買いました。
あと最近では家電レンタルも盛んです。過去に利用した経緯があるので気になる人は参考にしてみてくださいね。
ちなみに不動産屋さんに行くと新生活用の家電のチラシやパンフなど置いてある場合が多いので参考にしてみるのもいいでしょう。
生活用品の購入
- 初めから100%揃えることはほぼ不可能
- まずは最優先するものから揃えること
- 一つの「空間ごと」に必要な物を考える
新生活まであと一歩。残りは生活用品を揃えるのみ。
ハッキリ言います!必ずと言っていいほど買い忘れアリ(笑)
でもそこは生活用品。近くのお店や100均で揃えられる物が多いので買い忘れても焦る必要はないです。
まずは空間区分しながらフォルダ別けをしてみましょう。
自分の部屋をフォルダ別け
- 寝室
- お風呂
- キッチン
- トイレ
- 玄関
などなど
何を優先的に揃えるか?と聞かれたら筆者(たたもん)は間違いなく「寝室用」。
とにかくカーテンは必須!
無いと部屋の中が丸見えになっちゃうぜ…(汗)
ホントはトイレットペーパーも超重要なのですが、買い忘れてもコンビニで売っているので比較的すぐに手に入ります。でもカーテンは近くにドンキなどがないとすぐに揃えられませんからね。
あとは寝具。ベッドはなくともマットレスや布団は絶対に欲しい。
ちなみにエアーベッドを利用したことがあります。
超簡単で使いやすいですが、冬場はちょっと冷えるかも…
ちょっと話がズレましたが、このように空間を区分別けすることで必要な生活用品をイメージしやすくなると思います。
もちろん引越し前にド忘れしないようメモっておくことも大切です。
初めてする一人暮らしの特長
- 住み込みを始めてから必要品に気づく事が多い
生活できるレベルで最低限揃えておけばまずはOK!
最後に
長々と話してしまいましたが、一人暮らしをするまでの流れ・準備・ポイントをさっと解説させていただきました。
忖度は言いません!実際は大変です、ハイ!
お高い費用も必要ですし。
でも生活を変える事ってこんなことするんだな〜…と、めちゃくちゃ良い経験をゲットできます。生きていくうえで今後必ず役に立ちますよ。
だって今までは親が作り上げた生活の基盤の上に自動で乗っていた状態から出て行くわけですからね。嫌でもレベルアップします。
新生活と聞くとワクワクしてしまう筆者(たたもん)ですが、初めて一人暮らしをする人に取っては超不安があるもの。
少しでも不安を払拭できるようにこれからも応援していきます!
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